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フレーバーティーの代表格、アールグレイの紹介
フレーバーティーは、人工的に香りを配合したものですが、その中でもアールグレイは別格に人気を誇っています。
もともとは中国産のお茶に松の香りをつけたものが流行したことで、様々なフレーバーティーが開発されることになりました。
そのなかで、シシリア島のベルガモットというミカン科の果物が持っている柑橘系の香りをつけたものがアールグレイと名付けられたのです。
その名前はある伯爵に由来しており、その伯爵は中国のお茶に香りをつける技法をイギリスに伝えたとされている人物で、その技法を教わった商社が開発したのがアールグレイなのです。
その上品な香りは、イギリスのみならずヨーロッパ各国の王室にも献上されるようになり、大きな人気を集めることとなったのです。
面白いのは、この香りはもともとは東洋をイメージしてつけられたものであるのにも関わらず、日本ではヨーロッパの上流層で飲まれている紅茶としてイメージされていることです。
中国にある龍眼というライチに似た果実の香りをつけた中国茶のマネをしようとしたところ、この龍眼がヨーロッパでは手に入りにくかったことで、シシリア島産で食用に適していなかったベルガモットが代用されたのだと言われています。
アイスティーとしても美味しく飲めることから、日本で販売されているアイスティーの多くに使用されています。
原料となる茶葉は中国産だけでなく、インド産やセイロン産のものもブレンドされて使用されており、ベルガモットの香りをつけるのに適したブレンド方法が色々と試されているのです。
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