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紅茶の製造工程

紅茶の茶葉はどのようにして製造されるのでしょうか。
茶葉作りは、まず茶摘からはじまります。
お茶の木から葉を摘んで茶葉の原料を採取する作業ですが、この工程は基本的に手作業で行われています。
これは伝統を守るというよりも、人間の手によって按配することで、同じ葉でも違いを出すことができるからです。

「一芯二葉」「一芯三葉」と呼ばれる摘み方があり、「一芯二葉」は芽の部分から2枚の若葉を一緒に摘むやり方で、良質な茶葉は全てこの摘み方が基本だと言われています。
いっぽう、「一芯三葉」は文字通り1度に3枚の葉を摘み取るので、量を多く採取することができます。
大量生産用の茶葉などはこの摘み方が採用されていますが、出来上がりの味にバラつきが出てしまうのが難点だと言われています。

そして、このようにして摘み取った茶葉を10時間ほど陰干しして、水分を蒸発させる萎凋(いちょう)という作業をします。
茶葉に含まれていた水分の40パーセント近くを蒸発させることができます。

次に、発酵させる準備として、葉の組織細胞を揉み機にかけて砕いておきます。
それから、発酵機に3時間前後寝かすことで紅茶の香りが出てくるのです。
発酵機は湿度90パーセント、室温20~25℃で保たれており、そこから出した茶葉を乾燥機にかけて水分を飛ばすと、ひとまず茶葉の完成です。
そこから形やサイズを揃えて等級を分ける作業と、同じ品質を保つための配合作業を経て、商品として出荷される準備が整うというわけです。

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